助けるなんてできなった非力な自分。残った皮。しぼんだ乳。しょぼくれたおっぱい。
なんだろう?この悲しさは。とりあえず、ユ○クロのキャミブラは封印した。
あのキャミブラ使うと胸が脂肪に変わるぜ!
単刀直入に言うと、背中流れていくのな。
誰だっけ、あの名言の発言者は。
ブラに押し込んでりゃ、脂肪は自分をオッパオだと勘違いする。
これ、事実だぜ!
まあ、そんなわけで、
傷跡 桜庭一樹著を読んだ。
キングオブポップと呼ばれた男が突然死んだ。
傷跡という名前の娘を残して。
彼は、ノーベル平和賞を受賞するという噂もあった。
日本が生んだ世界でもっとも有名な歌手だった。
子どものころからショービジネスで働いた彼には
子ども時代が欠乏して、大人になりきれなかった。
銀座の小学校跡を買い取って小さい遊園地にして、
子どもを招いて遊んだ。その子どもから性的虐待を受けたと
訴えられたこともあった。常にファンやマスコミから追われていた。
…もうMJに捧ぐ、だよね。
ある著名な男(死者)を娘から、
パパラッチから訴えた子どもから姉からの
目線でつないだこの本。
桜庭一樹の本って絶望の先にあるもの、ってかんじがする。
イメージ的に主人公の目がすさんだりはしていないんだよね
状況的にかなりキツイにもかかわらず。で、なぜかキラついてるかんじ。