平間至が出ていた。
http://www.nhk.or.jp/kagaijugyou/archives/archives420.html
この番組は、その小学校の卒業生であるパイセンが
先生になって授業するというもので
その道のプロフェッショナルとかかわれるヒジョーにうらやましい
番組なのだ。
まあ平間至さんだから、カメラで卒業写真集を作るというもの。
写るンですを持ってみんな写真を撮るのね。
デジカメじゃなくて写るんです!きゃ~。フィルムってとこが良いわあ。
平間さんが見本に撮影していたけどうつるんです使っても
平間さんの写真になるのね。感動しちゃった。
そしてもちろん写るンです欲しくなりました。
買っても平間写真撮れないっつーの。
うみべの女の子 2 浅野いにお 太田出版
かなりの敵を増やすと思うのだけど
浅野いにおが好きではない。
おしゃくそメンヘル生きづらいっすわみたいなところが苦手。
とか言いながら、これはいろんな自分のコンプレックスやら封印したやつやらが
吹き出してきて、やっぱ買っちゃったんだわ。
この漫画は、山本直樹をオマージュしているようにしか見えない。
海辺の田舎町で暮らす中学生がどろどろに体を重ね合うのだ。
山本直樹の女の子は感情がなくラブドールみたいだけど
うみべの女の子は、感情がある。
どうでもいい下の下と思っていた男の子を振り回し振り回される。
そこがつらく、かつ魅かれた要因だろう。
そして、田舎特有の閉塞感に引きずり込まれる。
男の子はいう。
「高校に行ったら今日のことなんかしれっと忘れて
それなりの男を好きになってまるではじめてみたいなセックスをするんだ」
「お前がちょっとその気になれば男は勃起するし股開けば
大抵入れてもらえるし束の間の孤独程度なら楽勝で埋められるイージーモードの人生じゃないか」
あー、浅野いにおは、こじらせてるな。
(そりゃ漫画を描くんだから当たり前だ)お洒落でクソみたいにフラれたようにも
ゴミ扱いされたことないようでも、大学時代にバーベーキューとか
してたっぽく見えても、完全になにかをこじらせてる。
でもごめん、私もかわいくてもかわいくなくても流行りの映画に涙するような、
いつのまにか男とつきあってるタイプの女にはそう思ってたよ。