コンベクションオーヴンが欲しい。
オーブンではなく、オーヴン。
欲しーい。
なかしましほさんのお菓子の本を読んでるうちに
そうか、このオーブンがあればトーストも激ウマなんですね?
という気分に。
焼き菓子がカリッと焼きあがるらしい。未知の世界。
なかしましほさんによると、コンベンションオーヴンは
リンナイとデロンギしか取り扱いがないらしく
リンナイは見た目硬派、デロンギは小さくて価格もかわいく手ごろ。
リンナイにしようと思ってたけど、予算の関係でデロンギくん、君に決めた。
最新だとつまみが、怒ったオームの目みたく赤くてこわいので
ひとつ古い型にしようと思う。
みんな大好き道の駅は、例外なくわたしも好きなのだが
あそこには、罠があるわな。
野菜果物が安くておいしいのは当たり前なんだけど、
木の苗!!これが安い。つい買っちゃう。
鉢で育ててもきっと実はならないと思うのでも夢なの。
そんなわけで、レモンとゆずの木を購入。
レモンは3年くらい育ててるうちのよりずっと立派。
特選と紙がはってあるところにひかれた。なんせ800円だものなあ。
これで、ターシャ魂に火がついて、植物用の栄養剤とブルーベリーの栄養剤購入。
ブルーベリーって専用の栄養剤入れるだけで、味がぜんぜん違う。
一昨年、桃の木と芍薬を植えたんだけど、どっかに逝ってしまったみたい(泣)
ただの木の棒にしか見えなかったものねえ、誰か抜いちゃったんでしょう。
芍薬とオールドローズは、かなり好きだなあ。花弁がびっしりで貴婦人みたいな
佇まいがたまらんのです。オールドローズはピンクなので
次は紫が欲しいなあ。いつかのクウネルの表紙みたいなの。
土がだんだん元気がなくなるんで、いい山を見ると、土盗みてぇぇぇええええ
ってなったら、もうかんぺきな土いじり初段。
あといまセブンの杏仁豆腐食べたい。
サウダーデの2巻読んだら、トールファ食べたくなって
作る→懐かしい→なんか杏仁豆腐食べたい という、いやしんぼトライアングル!
きなりの雲 石田千 講談社
久々に好きだった、石田千。
月と菓子パンとか踏切趣味の頃のエッセイがすきだったのだが
単調な調子に華恵チャソ化と名づけ、あきてしまっていた。
いい子ってつまんないんだ。
これは、小説2作目?かな。
編み物作家の40代女性独身が、男に振られて
引きこもって、外に出られるようになるまでの話。
っていうと身も蓋もない。記号化するとなんでもつまんないな。
とにかくうちに帰ります 津村記久子 新潮社
いま一番好きな若手作家は?ときかれたら、
津村記久子!と即回答する。
それくらい好き。
主人公には、いつもどこかに不協和音がある、世の中とずれている。
主人公もそう自覚しているのだが、なおす意思がない。
ADHDっぽいかんじ。そして、執拗なんだよ。
アレグリアとは仕事できない のときは、コピー機アレグリアを擬人化し、喧嘩するOL。
今回は、1500円くらいの万年筆を上司にパクられ、心にわだかまりを抱えたり
ある先輩が応援すると、その選手は成績が下がるというジンクスを追ったりと
くだらない。でもあるある~超あるよ。
本人にとっては至極まじめな問題なんだよなあ。そこがすき。
そして、その万年筆が欲しくなったんだあ。
いい小説よむと、欲しくなるし、でてきた食べ物食べたくなるよねえ。