2013年7月27日土曜日

夏のお便り   助けてって言っていいんだよ

大阪のおばちゃんから暑中見舞いが届いた
う、うれしい~!

年下の私から出すのが筋だと思うのだけど
遅れをとってしまった

切手は花火のもの
おばちゃん!噂通り筆まめだわ(暑中見舞い用葉書でなく市販のもので出すあたり)

低空飛行の手紙好きとしては、負けられんッ負けられんばいッと
鼻息荒く切手箱をひっくり返したものの


手持ちの暑中見舞い用葉書にしようと落ち着いた・・・
や、けっこうかわいいんだよ?
スイカだし



喪中って、暑中見舞いもだめかと思ったけど
いいのね
ひとつ賢くなったよ~



木皿食堂 木皿泉

スイカやQ10、野ブタをプロデュースなどを手がけた
脚本家のエッセイ。
連載中の神戸新聞やいろいろなところから。

木皿さんのエッセイを読むと必ず心に残るというかエグるものがあって
今回は、スイカがなんでドラマになったかって話と助けてって言えない若い人が多いって話。

前者は、恋愛ドラマがまったく視聴率をとれなくなって
テレビ局が途方に暮れていた時に、隙間産業ではじまったそう。
わたしのは要約しすぎているので、ぜひエッセイで。

後者は、なんて書いたらいいんだろう
助けてって言えなくて、苦しんで自分を追い込んでいる若い人が多い
いっぱいいっぱいになってるけど、声に出して助けてって言ってもいいんだって
かんじだった。
私も10代後半から20代ずっと苦しくて苦しくて禿そうで
自分を嫌いにならない日がなかったくらいつらかった。
だいたいでぶだし(156でLのズボンが入るけどぴっちぴちで見苦しい)ぶすだし
自分の問題に加え、いろんなものが波のように連なって
解決できるなんて到底思えないから
朝になって自分が死んでればいいのにって毎日思っていた
下向くと常にでぶな自分が見えるんだよ
愚痴ばかりグズグズ言って周りに腐気をまき散らしていたけど、助けてって言えなかった
自分と時間以外の誰にも助けれれないって、思い込んでたから。

あの時に、この本を読んでたら素直になれたかもしれないし
ばーか言えねえよなんて思ったかもしれないけど
今の私は、そうだよ、言っていいんだよと思う
自分はだいたいにおいて、聞くだけしかできないことが多いと思うけれど。

結局私のターニングポイントは
「昨日より今日のがいいと思おうよ」と友達に言われた時
「ぜんぜんそんなふうに思えないよ(号泣)きれいごと過ぎる(なんという逆切れ」
「今はそうかもしれないけど、一年後ぜったいに今より良くなってるよ」
単純かもしれないけど、たしかにそうだと思って頑張って生きた
腐気をまき散らす私の傍に居てくれた友達らのおかげだと
きれいごとや、友だち大好きアピールとかじゃなくて
そう思うんだ

ってうおー!
渡辺竜王三冠になってるぅー