あの赤くじわじわと夜が明けていく様は美しい
（が寝れるものなら寝たい）
赤崎水曜日郵便局へ手紙を出そうと思っている
まま何週間も過ぎてしまった
赤崎水曜日郵便局とは、
赤崎水曜日郵便局へ自分の水曜日を書いて送ると
誰かの水曜日が届くというアートプロジェクトのこと。
きっと便箋のフォーマットを印刷するのが 面倒くさいんだ
（思ってるだけで実行しないのは）
週の真ん中、水曜日っていう微妙な曜日がいいんだね
（しかし、ブログで見る赤崎水曜日郵便局への手紙は気取りきっていてしゃらくせえ）
たとえば私の水曜日はこうだ
ずっと気になっていた弱り続ける冷蔵庫の中のレモンを
塩につけ、レモン塩にした
ずっと気になっていた粒のままの塩麹をミキサーにかけ使いやすくした
郵便局で定額積立をしたら（少額なのに）、タオルをもらえて小躍りかつ
欲しかったのはこれですよアピールをした
（前回はデオドランドスプレーやキッドソンのメモ帳だったので）
タオルはダサくていいんです！ラップもうれしいね
母から旅行の申し込みを頼まれること二日で三回
（キャンセル予約キャンセル予約の繰り返し）に仏の顔も三度までと言う
心の狭さを見せつけた
夕飯は
ゴーヤチャンプルー
焼きナス
塩麹のきゅうり漬
トマトの丸ごとチーズ焼き
トマトと茄子のリゾット
と食べたいものを作っためちゃくちゃな組合せ
読みかけの本は松井今朝子の壺中の回廊
幸せになりたい 売野磯子 短編集３ 白泉社
もう題名からぐっとくる
そうだよ、幸せになりたいさ
こういうと一気に興ざめだけれども
この売野作品の女の子たちの頭の軽さ、幸せの求め方が
岡崎京子に似ている気がして とても好きだ
もしくは かわかみじゅんこの初期作品
妙ちくりんな女の子が幸せを求めて迷走する話はとても愛しい
