2017年11月1日水曜日

9月の漫画



A子さんの恋人4 近藤聡乃 エンターブレイン

ウォーーーーーー!
涙が止まらない、いや震えか
今までモブキャラくらいに思っていたあいこちゃん…に
感情移入して止まらない!!!!!!!

どう説明したらいいのでしょう
A太郎をずっと好きだったあいこちゃんは
ついにA太郎への気持ちに終止符を打つのです
そしてその打ち方の圧倒的な救いのなさ!
あいこちゃんも突撃して死んでるんだけど
あの誰にでも愛想の良いA太郎が完膚なきまでに打ちのめすの…
そしていつでもあいこちゃんのそばにいると思っていたあのモブキャラの
あの男の子一言「僕の気持ちはどうなの?」←あいこちゃんに言ったんじゃないのですが
使う場面が秀逸過ぎて…!いまここでかいても陳腐ですが、場面がすばらしすぎて
すさまじい冷たさを放つのです…いつでもあいこちゃんを受け止めないんだ…って
いつも笑っているだけにこわい




きのう何食べた?13  よしながふみ 講談社

新しい登場人物、事務の方の出現で
またメニューに幅が出て良いです
アジア風や野菜のゴマダレなど。

前巻で小日向さんと危うい関係になりそうになるも
ならないところが本当に安心して読めます
今巻で、ケンジとの付き合いが13年になり、ケンジも50歳に…

子の安定感で読み続けていたいです

そういえば、13巻の最初で、立ちんぼしていた女性の弁護を
することになるのですが、その女性の荒み具合がナチュラルでリアルで
なんだかさらっと読んでしまいがちなのですが、じわっと泣けてきました
この感覚がスタンダードである人もいることを忘れてはならないな



毎日かあさん 14 卒母 西原理恵子 毎日新聞社

最終巻です

もしわたしに娘が生まれたとして15歳くらいで
0時を回って帰ってきても、何も言わずにいられるだろうか
たとえ男の子でも死ぬほど口うるさく言いそう

毒親になりそうな自分が改めて怖くなりました
って待って、0時を回って帰ってきて「独立してる個だから」信用してる
というのと「高校生としてみて帰宅が遅すぎる」というのも正しいような気がする
信用していても怖くないですか
踏み外すと死んでしまう可能性のある罠が夜(まあ昼でもですけど)には
あると思うのですよ…