2011年11月15日火曜日




サニーデイ!いえい!




おいしい珈琲をのめば、幸せ度はあがるさ。単純なのさ。

3年前までのめなかったけどね、コーヒー。

小学校の時の日記に能天気になりたいって書いてあったけど

おまえ、充分能天気だぜ!ばかやろう。


しかもこの喫茶店!リストランテパラティーぞみたいな

銀縁眼鏡の半白髪のジェントルが給仕だったのです。

いっしょに行った人に、「ねえ、かっこよくない?」と言ったが

白い目で見られ、二日連続で通ったら、「かっこいくみえてきた」と認めてもらえた!

空虚である。

浮かれているような文章を書いているが

いまの自分の気持ちとずれている。

よって昨日の分を消してしまいたい衝動に駆られているのだから(肉子ちゃん語)








漁港の肉子ちゃん 西加奈子 幻冬舎

ぶっさいくだけれど愛嬌がある焼肉やに勤めるダメ男好きな肉子ちゃん。

その子ども、キクりんは小学校高学年なのに

カモメのジョナサンやら老人と海やら小難しい本を読む猛者な美少女。

田舎に住む閉塞感がつきまとうのに、どこか突き抜けた自由さがあるところが

西加奈子らしいというか。西加奈子のぶさいくシリーズでは、肉子ちゃんがすきだなー。

しかも肉子ちゃんには、漢字をばらす癖があって、

加える木と書いて架と読むのやからーー。

といちいち挟んでくるとこが、かわいくてツボでした。

愛される阿呆っていいな。



我が異邦 藤谷治 新潮社

!!

こ、これは最近の藤谷作品でいちばん好きかも(って毎回言ってる)

藤谷さんって、いろんな文体で書けるのだね。

これは今までにない静かな口調で書かれた静かな作品なのだけど

訴えてくるものがある。

90年代半ばにアメリカに渡った主人公は

自分の知らないうちに、地下鉄サリン事件が起こる。



下北沢も読んでみたいんだよなあ。




アムール翠れん ホンマタカシ プチグラ

絶版本手に入れたった。

ずっと欲しかったんだ。

モデル時代の翠れんちゃんのかわいさ異常なのだから。

ロシアでホンマタカシが翠れんを撮ったこの写真集、アマゾンでは高いです