2019年3月10日日曜日
どうしてかるはずみに言えるんだろう
また読みなおしているのだけど、植本一子さんのエッセイ最高すぎる
枡野浩一との対談を読んでまた考えることがあって。
「家族最後の日」は不倫していたときのことが描かれているんだけどね
いろんな感想で不倫してってなにそれ?子どもがかわいそう!
母親と絶縁してなんでそんなひどいことできるの?
とかってのを読むのよ、
でもさ、2人目の子ども産んでから2年間セックスレスの日が続いたのが
不倫のきっかけって対談であって…
これちょっと話が変わってこない?って思ったのよ
そりゃ不倫に良い悪いは他人が言うことではないけども
セックスレスの独特の苦しみって味わった人にしかわからない
ある意味、不妊治療と同じくらい当事者にしかわからない苦しみだと
思っている
渡辺ペコの婚外恋愛の「1122」もセックスレスからはじまっていて
(この場合は夫が拒否され、妻から婚外婚をすすめられ、
時が経ち妻がセックスのないつらみを感じだすというパターン)
この漫画は妻側の苦しさが描かれている題名も「私の穴がうまらない」
転々としてしまった
子どもと3人きりなのがつらいと今まで誰もかいてこなかった
誰もが書いてはいけないんじゃないかと思ってきたことを書いてあると対談であり
そう、淡々と子どもを叩いてしまったということが書いてあったりして
あぁ!おもしろいというだけで読めないんだよね
とある漫画家の先生とのカウンセリングをきも…と思ってしまったり
でもある日は他人事じゃないと思ってしまったり。
結局、自分の親との関係がきっかけで、自分を愛せなかったり大切にできなかったり
子どもも大切にできなかったりするんだよね
3冊のエッセイの中で
なぜきらいな両親みたいな夫婦になってしまうのか、
お父さんみたいな自分に無関心な人を夫に選んでしまったのかと苦しんでいる。
そして最近、まさにこれや!と思ったのが、
たとえば「お母さんみたいになりたくない」とか「お父さんみたいな人と結婚したくない」って思っていると脳は否定を認識できないらしく
そういう人になってしまうし、そういう人と結婚してしまうらしい
最近、ずっと同じ苦しさを抱える友だちと話していて
恋人時代からやばかった人は結婚してもやばいのに、
なぜ人はやばい人と結婚してしまうのか?!も
これと関連づいているのではないかと。
だから、こういう人と結婚したい。
こういう人になりたいと思った方がよいと思うのよね。
まとまらなくなってしまったけど、もういいや