2021年8月8日日曜日

読書について

 一橋桐子(76)の犯罪日記 原田ひ香

このポイントは76歳という主人公の年齢にある。

主人公は、同級生と一緒に暮らしていたのだが、亡くなってしまい一人暮らしすることになった。しかし、お金がなくてどうやって生きていこうかという話なのだ。76歳になって桐子は掃除会社で、元気に働いている。でも働けなくなった時どうする?貯金もないぞというまったく他人事でない話なのだ。



サンドイッチの女 原田ひ香


三人屋の続き

喫茶店を営業していた父が亡くなりその店を3人の姉妹がそれぞれやる。3人は仲が悪い。朝は大学生の末っ子がモーニング、昼は次女がうどんの店、夜は長女のスナック。だったが、それから数年後営業形態に変化がある。。というのが今作。3人の周りの男たちの目線で語られている。3人三様で美人なのです。

続編と美味しそうで、ちょっと苦しくて読みやすい