ブランチライン 3 池辺葵 祥伝社
この漫画を私は以前どう書いたっけと検索しようにもblogger検索しづらくてよくわからない。
4姉妹と母とのそれぞれの話、なのだけど
長女は夫の浮気で離婚し母子家庭。そして長女の子どもの岳をみんなでかわいがっている、岳の物語も語られてそれもすごく静かで良い。
今巻は、長女がずっと占いに通っていてその占い師の目線でも語られる。
長女がどういう人間なのか。
その人気占い師は看板に書いてある、私が見ることを許されているのはあなたの心だけ。他の人のことは占いません。
ちょっと衝撃じゃないか。彼は夫はどうですか?とかって聞きますよね??占いって。
作者の美学に痺れました。そして占い師は付き合いの長い長女の幸せを祈っている。
ぜひこの美しいページを読んでほしい。
マロニエ王国の7人の騎士6 岩本ナオ 小学館
末っ子ハラペコの話。
ハラペコ一行は、食べ物の豊富な国へ。
城の料理人コレットも料理修行を兼ねてついて行く。前巻から続く謎も、もちろんこの国でも続く。それは置いておいて、とても好きなシーンがあった。コレットは他国の料理人ニャンニャンさんと仲良くなる。そして半分実費で旅してきたニャンニャンさんは言うのだ。
「私は死ぬまで料理人だ。
2カ国も他の国の料理に出会えるならこの旅は命と同じ重さだろ。」
またしても痺れてしまった。まあ痺れているからこそ岩本ナオも池辺葵も作者推しで書い続けているのだけどもさ。コマ割りとかも絵とか最高アンド最高で、そこらへんについて語り合いたい。