2012年1月6日金曜日

たよこ オブ イヤー 2011


2011年、ぐっときた本をつらつらあげていきます。
もれているのもあるかもしれませんん。

興味をもたれたら、過去の日記に詳しい感想があるので
検索してみてください・・・


終点のあの子 柚木麻子 文藝春秋

思春期を息苦しく過ごした女の子へ
誰かがうらやましかった女の子へ



いちばんここに似合うひと ミランダジュライ
岸本佐知子訳という理由だけでは読む理由にならない?
短編集でいびつで愛しい変人たち
詳しくは → http://bookjapan.jp/search/review/201102/sugie/20110207.html




虹色と幸運 柴崎友香
学生時代の友だちと距離を感じるあなたへ



からまる  千早茜 角川書店
すべての思いはからまっている。


我が異邦 藤谷治 新潮社
90年代日本を震撼させたオウム事件を
違う場所で過ごしたある一人の男。
日本の常識が日本の常識ではない、ということ。



ニキの屈辱 山崎ナオコーラ
意地を張って恋がうまくいかない不器用な方へ
ナオコーラの描く男の主人公が好きだったりする。



かわいそうだね? 綿やりさ


誰かが足らない 宮下奈都


まともな家の子どもはいない 津村記久子

異国のおじさんを伴う 森絵都

ジェントルマン 山田詠美




予想通り、途中でもえつきました。
しかし、この後、漫画編とエッセイ編が続く! (はず)